ぺったんの自由帳

田舎で大学生やってます。抹茶とオカルト好きです。

センター世界史で9割をとった勉強法と参考書

みなさんこんにちは、ぺったんです。タイトルにもある通り、今日は私がセンター世界史Bで9割をたたき出すのに実際にやった勉強法と使った参考書を紹介したいと思います。最後まで見ていただければ幸いです。

目次

 

センター世界史9割の勉強法

最初はセンター世界史の勉強法についてなのですが、私がやった世界史の勉強法はとてもシンプルです。センター世界史は勉強法より参考書の使い方の方が大事ですので、勉強法については簡単に説明して終わります。

 

まず山川出版の世界史Bの教科書の太字の所とその周辺を音読し、自分なりに書いてまとめてみる。そしてその場で覚えたかどうかの簡単なテストをやる。…これだけです。(笑)
なので私としては、目で見て声に出して書いて覚えるという単純な作業をひたすら繰り返すだけの勉強法をしていました。
覚えにくい用語はゴロ合わせなどを自分で作って覚えていました。これだけです。これが私の勉強法でした。
あとこれは覚えておいていただきたいのですが、センター世界史の勉強法のコツは「広く、浅く」やることです。センター世界史は問題の範囲が非常に広いです。ですが、深くやる必要はないんですよ。浅い知識で解けるようになっています。どれくらい広く、浅くやれば良いかと言いますと、山川の教科書の太字の所を徹底的にやれば良いのです。詳しくは、下の参考書の使い方の所で述べさせていただきます。

 

広く、浅くやる勉強例

悪い例

 カノッサの屈辱が起きるに至った経緯や出来事の詳細を事細かく調べる

良い例

 カノッサの屈辱ハインリヒ4世グレゴリウス7世、イタリア、破門、1077年 (重要単語だけ覚える)

 

という風に必要な事項を単語で覚えてしまって構わないです。カノッサの屈辱に関してはセンター最頻出の1つですのである程度調べても無駄にはなりませんが、センターを解く上では、上記の単語を覚えるだけでも解けます。これが、浅くやるということです。ただしその分、世界史は全範囲まんべんなくやっておきましょう。

センター世界史オススメ参考書

次に参考書の紹介です。私が大学受験生の頃に実際に使っていた参考書や問題集がこちらになります。 

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私は2018年本試の世界史Bで97点を取ったのですが、この写真に写っている参考書を全てまんべんなくやっていたわけではないです。写真に写っている参考書は全て使いましたが、中でも私はある一冊を重点的にやっていました。それは、山川出版の『詳説 世界史B』という教科書です。

 

この教科書よりセンター世界史に向いている参考書はもはや存在しないと思います。(笑)それくらいこの山川の教科書は優秀です。定かではありませんが、僕の体験上センター世界史A,Bの問題は、山川の教科書から作られているといえます。なので、この教科書をやるだけでも7割は確実に狙えます。もちろん、この教科書全てに目を通す必要はありません(時間的にも体力的にもきつい)。
では、どこをやれば良いかと言いますと、教科書内の太字の所だけでいいのです。ここさえおさえられれば、7,8割取れます。私は浪人時代、この時期にセンター世界史と山川の教科書はリンクしているということに気が付きました。気づくのが少し遅かったかなと思いましたが、今からでも全然間に合います。

効率的な勉強法、若しくは他の科目をやるのに精一杯で世界史なんかやれる時間がないという人に山川の教科書は強い味方です。しかも太字の所だけをやればいいので他の参考書をやるよりかなり時短になります。

 

しかし教科書の太字の所をやるだけでは不安、時間ならまあまああるという人にさらなる強い味方を紹介します。


まずは、文英堂の『高校 これでわかる世界史B』についてです。
実は私、山川の教科書と同じくらいこちらの参考書も使っていました。なぜかと言うとこの参考書は、センターの問題に特化した内容が教科書より分かりやすく整理されているからです。

要するに不必要なことが一切書かれていない参考書となっております。重要な箇所だけが赤字で書いてあるため、どこを攻略すればよいか分かるようになっています。

そのため、センター世界史で8割以上を狙っている方にとてもオススメな参考書です。

 

次は山川出版の『センター攻略 よく出る一問一答 世界史』についてです。
時間がある方にこの参考書は実は最強の書物です。この参考書はその名の通り、一問一答であるわけですが、センター世界史頻出問題だけが並べてあります。この参考書を毎日コツコツやれば9割取れます。

ただ、量がまあまあ多いため、時間がない人は上の文英堂の参考書をやることをオススメします。時間がある人は一問一答もやりましょう。

 

正しい参考書の使い方

私が実際にやった効果的な参考書の使い方は以下の通りです。先に言っておきますが、参考書を全てやる必要は全くないです。


まず山川の世界史の教科書を使い、太字の所をおさえる。この時、単語の意味やどの時代に起きたものであるかの理解も忘れないでください。ただ、深く理解する必要はありません。浅くやりましょう。


並行して文英堂の参考書にも目を通し赤字の所を重点的にやり、理解を深める(どうしても時間が無くて出来ない人はこの参考書はパスしてもらっても構いません)。


次に理解度を図るために、山川の一問一答を使う。ここで、教科書の太字の問題は絶対に答えられることを前提として問題に取り組んでください。太字のまわりの問題は軽くおさえる程度でも構わないです。


そして、センター追い込み期には必ず過去問をやっておいてください。実際大学入試センターは、過去に出された問題は文章を変えた形で再度出題することを公表しています。必ずやっておきましょう。すでに過去問を解き終えてしまった方に関しては、河合もしくは駿台のマーク問題集をやりましょう。大手予備校が出版するマーク問題集はセンターにかなり近いレベルで作成されているので、できるだけたくさんやると良いです。


本当に時間がない人は教科書以外の参考書は飛ばしてしまっても構いません。ですが、他の参考書もやっておいて損はないです。

 

私は基本的に上で紹介した参考書を使っていましたが、覚えにくい用語などもあったため、そんなときはこれらも使っていました。

浜島書店の『ニューステージ世界史詳覧』という参考書は簡単に言うと資料集です。世界史の全てが網羅的に並べられている参考書です。センター世界史を解く上で必要とされる地図や王朝、人名、出来事など全て載せられています。

私は主に視覚から覚えるために使っていました。イラストで覚えられるため、イスラムの王朝や中国史は私はこれを使って覚えていました。文章で覚えるのが苦手という方にこの参考書は向いています。

 

学研の『新マンガゼミナール 世界史』という参考書は漫画を通して世界史を学べるというものです。これは勉強嫌いな人にすごく向いております。漫画で世界史を学べるのでお笑い要素もあり、覚えやすい上に理解しやすい参考書となっております。

さらに付属品として簡単な用語チェック問題も備わっています。なので、漫画を読んだ後に問題演習も行えるという大変すばらしい参考書となっております。近代史は主にこの本を使って勉強していました。漫画なので勉強という感覚なしで知識を身につけることが出来ました(笑)

 

まとめ

センター世界史勉強法のコツ

・山川出版の教科書を音読し、紙に書いてまとめる作業を繰り返す→簡単なテストをやる 

・必要ならばゴロ合わせを用いる
・広く、浅くやる
 

センター世界史オススメ参考書・問題集
・山川出版 詳説 世界史B
・文英堂 高校 これでわかる世界史B
・センター攻略 よくでる一問一答 世界史
・新マンガゼミナール 世界史
・ニューステージ 世界史詳覧
河合塾 センター試験過去問レビュー 世界史B
河合塾 マーク式総合問題集 世界史B

 

 参考書の使い方

・山川の教科書の太字理解

・上の作業と同時に文英堂の参考書の赤字理解

・理解チェックのために山川のセンター専用の一問一答を解く

・過去問やマーク式問題集を解きまくる

・イラストやマンガを通して知識を得るのもアリ

最後にちょっとしたアドバイス

以上が私が実際にやった世界史の勉強法と使用した参考書です。センター世界史はやった分だけ絶対高得点が取れる科目ですので、最後まであきらめずに頑張ってください。

 

あとこれ、私から出来る最後のアドバイスなんですけど、過去問を解く際は2006年頃の問題から2007年、2008年という風な順番で解くことをオススメします。2005年以前の問題と現在の問題とでは若干レベルに差があります(昔の方が難しい)。なので、2005年以前の問題はやらなくても良いです。

このことから過去問は、赤本より黒本をオススメします。でも、難しい問題も解きたいという方に関しては、赤本をオススメします。言っておきますが、1990年代の問題はかなり難しいです。本番で97点を取った私でも7割ぐらいしか取れませんでした。ただ、二次試験で世界史を必要としている人は赤本をやってみる価値はあります。

 

私からのアドバイスは以上です。受験生のみなさん、頑張ってください。みなさんの健闘を祈ります。

 

次回はセンター生物基礎についての記事を出すつもりです。しばしお待ちを・・・