ぺったんの自由帳

田舎で大学生やってます。抹茶とオカルト好きです。

友達は本当に必要か? ~私なりの友達に関する考え方~

 こんにちは、ぺったんです。小、中、高校生の皆さんは夏休みも終わり、学校のほとんどの所で授業が始まっているのではないでしょうか。

 この時期に学校へ行きたくないと思う学生さんは多いと思いますが、無理していく必要は全くないですよ。

親が反対するのなら学校ではなく、自分にとって落ち着けるところに行けば良いです。私の場合は学校に行きたくない日は市立図書館に行き、1日中読書をしていました。

本を読んでいると自然と心も落ち着きますよ。もしかしたら本を通して何か発見できるかもしれません。

と関係ない話はこのへんにしておいて、今日は私の友達に関する考え方についてお話したいと思います。

 

 皆さんにとって、友達とはどんな存在ですか?頼れる存在ですか?なくてはならない存在ですか?

私にとって友達とは、いてもいなくてもどちらでも良い存在です。

昔は友達がいないことは恥ずかしいことだと思っておりました。それゆえ、毎日必死に友達と会話をし、遊び、なるべく友達が多い人間であろうと努めておりました。

ですが、そんな私は今は友達はほとんどいません。いても2,3人程度です。

私が友達を作らなくなった主な理由に、現役時代の大学受験が大きく絡んでいます。まずは、そのエピソードをご覧ください。

 

 現役時代の私は、看護学科がある大学を受験することになり高校から推薦を頂き、受験のための面接や志望理由書指導の準備に入りました。

大学合格に向けて私は、精一杯頑張ろうと思いました。

しかし、この推薦入試の時期に私の性格は大きくゆがみました。

面接練習では先生方から毎日怒られ、志望理由書も何度も書き直され、私は自分を見失いました。というのも元々は、私は看護系ではなく理学・作業療法の分野に興味があったのでそっちの道に進むつもりでした。

しかし親に病院の募集人数や給料のことを考えて看護の道へ進めと言われていたのです。

自分の思い通りの道に進むことが出来ないイライラに加えて、受験期のストレスにより私は心がゆがんだ性格になってしまったのです。

結果として受験は失敗。高校時代全く勉強していなかったためどこにもいける所がなく、私は浪人を決意しました。

心がゆがんでいたため浪人をすることを友達には言わず、LINEも消したため家族以外の人とは誰とも話さなくなり、その年の2月3月はずっと家に引きこもっていました。

 

 このエピソードをみても分かる通り、人との関わりがストレスになり、これが後々友達を作らなくなってしまった私の理由になります。

現役時代の大学受験を通して私は人間不信になってしまったのです。そして、実はまだエピソードは続きます。ここからは、友達について考えるようになった浪人時代のお話です。

 

 4月に入ると予備校に通いだしますが、依然として心がゆがんでいたため学校では友達は作らず、勉強だけをしていました。つまり、学校ではずっとぼっちでした。

しかし、私にとってこの予備校での1年は非常に居心地が良いものでした。

友達がいないので、人間関係に悩むことは一切なく、他人の無駄話を聞く必要もなく、思う存分勉強することが出来、模試でも結果を残すことが出来たからです。

そして私はここで初めて気が付きました。

人と関わりを持たない方が様々な点からプラスであるなということに。

現役時代は友達がいたことで杞憂や喧嘩もありました。そしてそのことからくるストレスの量も尋常じゃなかったです。

今思えば、人と関わりを持つと嫌なことばかり起きていた現役時代でした。

しかしいざ浪人して1人になってみるとものすごく心が楽になると感じたのです。

すると、ズタズタだった私の心は次第に回復していきました。それと同時に、友達に関して色々と考えるようになりました。

その結果友達に関しては、自分が本当に必要としている友達が1人や2人いれば十分と感じるようになりました。

不必要な人間関係を持つと、自身の身だけでなく心の破滅につながると思い、そういう人たちとは心が回復した後でも関わりを持たなくなりました。

少ない友人しか持たなくなってからは生活面だけでなく、勉強面に関しても上手くいくようになりました。

人との関わりが今後の人生に大きく影響を与えることに気づいてからは、自分なりにうまく人間関係をコントロールし、浪人時代は本当に勉強にだけ集中できました。

進路の方はと言えば、医療系だと人との関わり合いが必須でありなおかつ、多忙を極めることが予想されることからストレスは免れないと思い、私はその分野の道を行くのはやめ、1人でも出来る仕事である翻訳家になろうと決意しました。そのため、語学の道へと進むことにしました。

結果として私は無事第一志望の大学に合格しました。無駄な人間関係を持たなかったことが合格につながる要因の一つになったなと私は今でも思っています。

 

 私の友達に関する浪人時代のエピソードはこれでおわりです。

現役時代から浪人時代を経て、害悪な人間関係がいかにその人の人生に悪い影響を及ぼすかに気づいたため、私は今は友達はほとんどいない上、今もLINEはやっておりません。この先もおそらくそう友達は作らないでしょう。

一人ぼっちでいることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ良いことばかりです。

しかし、ここで勘違いして欲しくないのは、友達がいないことが正義であるということではないということです。

ぼっちが正義だと言う人をたまに見かけますが、それはどちらとも言えません。結局は付き合うその友達がどういう人であるかによります。

私が今付き合っている友達は私と気が合う人だけです。そういった人たちとも関係を断とうなんて思いません。むしろプラス要素を持つ人と関わりを持たないのはもったいないくらいです。

 

 結論として私が言いたいのはこういうことです。友達は欲しい人は作れば良いし、欲しくない人は作らなければ良いです。

友達をもつことはメリットもありデメリットもあります。

友達がいることで人生豊かになる確率は上がる可能性もあるし、人生そのものを奪われる可能性だってあります。

結局はその付き合う友達によるということです。1人でいるのも良いですが、友達を作る際はなるべく自分にとって気の合う人・有益な人を友達にしましょう。

 

 以上が私なりの友達・人間関係に関する考え方です。

先ほども言いましたが、友達は本当に必要としている人だけを限定して付き合うようにすれば人生良い方向へと変わります。

それで実際私は行く大学も左右されましたし、将来の職種に関しても大きく変わりました。これからも変わるかもしれません。

 

そこで最後に、友達がいなくてつらいと悩んでいる君に言いたいことがあります。

君は決して一人じゃない。

君と気が合う人は必ずいるし、君を必要としてくれる人も必ずいます。

実際私も今は友達はほとんどいないけど、毎日を楽しく過ごせています。

どうか、「友達」という存在に振り回されないで君らしく生きてください。友達を持つこと以外にも、楽しいことはたくさんあるから。